おろし金と受け箱、水切り板がセットになった、切れ味抜群の箱型おろし金です。
大根おろしはおろし方によって味が大きく変わってきます。こちらのおろし金でおろした大根は、時間を置いても水分をたっぷり含んだふわっとした仕上がりになります。その美味しさの秘密は細かな不揃いの刃にあります。
特徴は、何と言ってもその刃。職人が一点一点金槌とタガネでカンカンと音を立てながら、銅板に刃を作っていきます。こんなに細かくても、リズムよく手早く刃が立てられていく様子は、まさに職人の技です。
現在、手作業でおろし金を製造しているのは大矢製作所を含め、全国で2件のみとのこと。実際に使うと、その手仕事の素晴らしさが分かります。
一般的に大量生産されたおろし金は、刃が揃っている分、食材の繊維を潰してしまったり、1ヵ所の面だけがおろされてしまいますが、手作りのおろし金は刃並びが微妙に不規則のため、おろす度に様々な面が当たります。そのため、食材の向きを何度も変える必要もなく、軽い力で手早くおろすことが出来ます。
大根おろしは大根の繊維が潰れずに水分を含んだままふんわり仕上がり、わさびやショウガなどの薬味をおろす際には繊維を細かく切るため、口当たりがまろやかで、風味を損ないません。
また、銅製の刃は硬く、粘りを持っていることから刃が長持ちするのが魅力です。さらに銅には抗菌効果があり調理器具の素材として最適ということで、プロを中心に愛用されています。
おろし金と受け箱、水切り板がセットになっています。受け皿があることで、安定感が増し少ない力で早く楽におろすことが出来ますが、さらに銅板と受け箱のフチの寸法を厳密に出すことで、銅板を受け箱に乗せた時にすき間が少なく、おろす作業中に銅板がカタカタと前後に動くことによる力のロスを防いでいます。
大根、りんごなど大きなものをおろすのに使い勝手の良いおろし金です。長く愛用できる台所道具として、結婚や新生活のお祝いにもおすすめの箱型おろし金です。
商品はこちら:大矢製作所 箱型おろし金(小)
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