1920年~30年代初頭の、ポール・ヘニングセンのオリジナル設計図に基づいて復刻
ポール・ヘニングセン生誕120周年を記念して、彼の誕生日に復刻されたPH3 1/2-3 ペンダントは、1920年代から30年代初頭のオリジナル設計図に基づいて製作されています。そのデザインは、彼の有名な「3枚のシェードを使ったPHランプ」のアイデアを忠実に再現しており、シェード形状に対数螺旋というカーブを用い、そのシェードを3枚組合せ電球の眩しい光(グレア)をカットし、同時にシェードは光が必要とされる場所・方向に光を効率良く反射して届けるという合理的で機能的なデザインは、半世紀以上経った今も価値を失わず美しい光を発しています。
PH3 1/2-3 ペンダントは、ホワイト、レッド、イエロー、グリーンの4色のカラーバリエーションです。現代の空間でも生き生きと映えるカラー展開で、デザイナーであるポール・ヘニングセンその人同様、カラフルなシリーズとなりました。アルミ製のシェードのエッジには、「カーリング」と呼ばれる金属絞りの最後に縁を丸くカールさせて折りかえす技法を施し、ランプの輪郭をくっきりと表現しています。このペンダントランプは、誕生から80年以上を超えていますが、今なおモダンさを失いません。しかも、現代の多様なインテリアデザインにもすんなりと調和します。その理由は、機能美に基づいた簡素でごまかしのない、シンプルでストレートなデザインにあると言えます。