チョコッと掃ける、小さな手箒
小さな荒神箒の柄を長くした荒神手箒4玉。狭い場所を掃いたり、床のゴミを手軽にチョコッと掃くのに便利な小さな手箒です。
荒神箒は、2通りある荒神信仰「屋内の三宝荒神」「屋外の地荒神」の内の三宝荒神である火と竈の神を掃き清める為に、その他の不浄な場所を掃除するホウキと区別されていました。現代では普通のホウキとして場所を選ばず使用しています。
棕櫚箒は、柄を檜(ひのき)、ヒモにオイルヌメ革を使用し、箒は紀州和歌山の山本勝之助商店の職人が1つ1つ丁寧に仕上げています。一般的な黒竹柄の重厚な雰囲気とは違い、ひのき柄は現代のインテリアにも合う少し軽やかなイメージですが、棕櫚繊維を束ねている銅線がアクセントになり高級感も漂います。柄の長さも腰をあまり屈めない様に長めに製作しています。
棕櫚皮に植物性油脂が多く含まれている為、ホウキの状態が長期間良い状態で保たれます。また、棕櫚箒を継続して使用することにより棕櫚に含まれる油分が、フローリングや畳に自然の「ツヤだし効果」をもたらします。