大切なひとときをより楽しくする 花柄のうつわ
1998年、石川県金沢市に設立した「陶房 ななかまど」。陶芸作家である小林 大さん・かのこさんの2人が中心となり、炊飯土鍋や片手鍋、スープカップなど様々な陶器製品を製作しています。
「ななかまど」という名前は、バラ科の落葉広葉樹「ナナカマド」からきています。寒くて雪の多い地方に多く生えていることと、和名の由来である「7度かまどに入れても燃え尽きない」という力強さに感銘を受け、“自分たちの作る土鍋や食器にも、見た目だけではなく、この木のような強さを持ちたい”という願いを込めて、この名前がつけられました。
小林 大さん・かのこさんの手によって作られるうつわには、「使う人の心を動かしたい」という思いが込められています。使うことで料理がより美味しそうに見えたり、食事をするのが楽しくなる。うつわを選ぶことが嬉しくて心が躍るなど、使う人の心が豊かになるような作品を作り続けています。
今回登場した「花づくし」は、藍色の1輪の花がうつわいっぱいに描かれています。落ち着きのある色合いなので、乗せる食べ物を選びません。バリエーションは4寸皿と6.5寸皿の2種類。6寸皿は、トースト1枚乗せるのに丁度良い大きさ。心地良い朝食の演出に一役買ってくれます。4寸皿は、薬味や漬物、ちょっとしたおつまみなど小ぶりなものを乗せるのに活躍します。
お気に入りのうつわを使うことで、毎日作る料理を考えたり、食事をすることが楽しくなります。陶房 ななかまどのうつわは、そんな大切なひとときに欠かせないものとなるでしょう。