道端で何気なく目にする植物が、力みのないタッチで描かれた小皿です。
何かを少しだけのせたい、ちょっとだけ置いておきたい、といったシーンに合う気軽な器を目指してつくられたものです。
デザインしたのは石本藤雄氏で、北欧を代表するブランドmarimekko(マリメッコ)やARABIA(アラビア)で長い間活躍した、日本を代表するクリエイターです。
日常の中に存在する自然をモチーフにした数々のデザインを発表している石本さんは、2020年、長年過ごしたフィンランドから故郷の愛媛に拠点を移し、創作活動を続けています。
垂直に縁が立ち上がったPIKKUのフォルムは、石本氏自身が作成した模型から型をおこし、細かい調整を経てでき上がったもの。そこに、可憐な花々をあしらいました。
サイズは、豆皿ほどの直径9.5cm。一口大のお菓子やフルーツを置いたり、醤油や薬味入れとして、またはカトラリーレストや箸置きとしても使い勝手のよい大きさです。