アーチ型の背もたれがついたシンプルな木製の椅子です。
アルテックの定番「66 チェア」は、フィンランドの建築家、アルヴァ・アアルト(1898-1976)によって手掛けられ、1935年より製造され続けているロングセラーです。
伝統的な木製チェアの原点ともいわれており、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久収蔵品にも選ばれています。
特徴的なのは、チェアに先駆けて1933年に製作された「スツール 60」と同様の丸い座面と、通称「L-レッグ/L-Legs」と呼ばれるL字型の脚。66 チェアはそこに広めの背もたれを付け加えています。
頑丈なフィンランド産のバーチ材を用いた背もたれは、程よくしなることで、背中をやさしくサポート。快適にくつろぐことができます。
サイズは、スツール 60の座面(φ35cm)より一回り大きい座面(φ39cm)。細身でコンパクトなので、ダイニングチェアやデスクチェアとしてはもちろん、玄関まわりや寝室などに置いて使うこともできる便利なサイズです。
フラットな座面は、サイドテーブル代わりにしたり、ちょっとした物置きとしても。大きく開いた背中の穴部分は、肘まで入れられるので持ち運ぶ際にも便利です。