スウェーデンを代表する陶芸家、リサ・ラーソン。彼女の生み出す動物たちは素朴で温かみがあり、愛嬌たっぷりです。80歳を過ぎた今でも精力的に活動を続け、本国のみならず、世界中の人々を魅了しています。リサの陶器オブジェは、職人の手によって一つ一つ丁寧に仕上げられています。愛くるしい表情はもちろん、焼き色具合から刻印の入れ方まで全て異なっており、 二つと同じものが無いのも魅力です。
スウェーデンの有名な児童文学作品「長くつ下のピッピ」のオブジェが、リサの手により50年の歳月を経て新たにデザインされました。
「長くつ下のピッピ」は全世界100カ国以上で書籍化とテレビ放映、そして映画にもなったスウェーデンを代表する児童文学。「子どもの本の女王」といわれるスウェーデンの児童文学作家アストリッド・リンドグレーンによって作られた、天真爛漫な赤毛の女の子の冒険物語です。
リサは1960年代にも、ピッピの作品を制作しています。それは現在でもヴィンテージとして人気を博しています。その時はたくましさを表現したような凛とした立ち姿でしたが、今回新たにデザインされたピッピは、肩にお猿さんを乗せ、にこやかな表情で寛いでいます。明るい色のお洋服と相まって、お転婆な感じや、可愛らしさが表現されています。