土偶とは人形をした土製の焼き物で、諸説あるものの女性を誇張、あるいはデフォルメしたものが多いとも言われます。
こちらは、縄文後期の土偶で顔面がハート形にちなんで名付けられ、国の重要文化財に指定された、「ハート型土偶」のレプリカです。ハート形の顔については、仮面をかぶった姿とも、顔そのもの をデフォルメしたものとも考えられているが、いずれであるかは判明していない。女性像であるといわれ、妊娠線・産道が表現されている。ハート形の顔は考古学界のみならず美術界でも評価が高いです。
こちらは、平成12年(2000年)に中ッ原遺跡(長野県茅野市湖東6404)で出土された、土偶「仮面の女神」は、今から約4000年前に渡って続いた縄文時代後期につくられた土偶の一タイプ。「仮面の女神」の顔面は逆三角形の仮面がつけられた表現になっています。細い粘土紐でV字形に描かれているのは、眉毛を表現しているのでしょうか。その下には鼻の穴や口が小さな穴で表現されています。体には渦巻きや同心円、たすきを掛けたような文様が描かれています。
こちらは、2000?年(平成12年)に稲荷山貝塚(神奈川県横浜市)で出土された、「筒型土偶」は、今から約4000年前に渡って続いた縄文時代後期につくられた土偶の一タイプ。長細い円形をした煎餅のような粘土板ですが、大きさは8cm×6.5cmで、表面に粘土の紐で眉毛と鼻をかたどり、箆の先のようなものふたつの眼と口、そして鼻の穴をちんせん沈線で表しています。 ハート形の顔は考古学界のみならず美術界でも高く評価されています。
こちらは、1981年(昭和56年)に堀合遺跡(青森県 平川市唐竹地区)で出土された、「立像土偶」は、今から約4000年前に渡って続いた縄文時代後期につくられた 土偶の一タイプ。個人によって偶然発見され、その後昭和48年に教育委員会に寄贈されました。丸い目と口の表情、自立し両腕を拡げ、胸を張っているようにもみえる造形をしています。
こちらは、1986年(昭和61年)に棚畑遺跡(長野県茅野市米沢)で出土された、土偶「縄文のビーナス」は、今から約4000年から5000年前に渡って続いた縄文時代中期につくられた土偶の一タイプ。頭は頂部が平らに作られ、円形の渦巻き文が見 られることから、帽子を被っている姿とも髪型であるとも言われています。文様 はこの頭部以外には見られません。顔はハート形のお面を被ったような形をしています。
縄文の造形は岡本太郎をはじめ、様々なクリエーターが影響を受けています。また、美術史や人気のデザイン誌で取り上げられるほか、世界の博物館にも多数コレクションされるなど、縄文の造形は多くの注目を集めています。
アートが好きな方、縄文時代などに興味がある歴史好きな方へのプレゼントに大変おすすめの土偶のレプリカです。
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