しっかりとした厚みを持ったゴム底と丸みを帯びたつま先が特徴の黒色のキャンバススニーカーです。バルカナイズド製法により、しっかりと接着された本体と底は、素材が異なるのに自然な組み合わせ。アッパー部分には、1960年から豊田織機で製造されている児島帆布を採用しており、使い込むほどに風合いを増していきます。
縫製、ゴム巻き、インソールへのシルクスクリーン印刷など、一足一足が熟練の職人の手により作られており、その細やかな手仕事が履くたびに伝わってきます。足を入れると甲やかかとをすっぽりと覆ってくれ、底面は安定した作り。これだけ見た目がシンプルなのに、実はたっぷりとこだわりが詰まっている感覚を実感出来ます。
製品の外見だけでなく、内面的な部分で日本らしさを訴えたいという「JAPANISM PRODUCT」を理念に掲げるPRAS(プラス)。内面的な日本らしさとは「真摯に素材と向き合うこと」や「繊細で愚直なモノづくり」といった、古くから日本人が心がけてきた、ものづくりの際の特質と考え、この特質を国内外に発信し、実際に製品を身につけてもらうことで共感を得ることが今後の日本に必要なのではないか、と考えたことがブランドの始まりです。
黒色のキャンバススニーカーは、コーディネートを足元で引き締める役割になりますので、一足あると便利な定番スニーカーです。