なんだか懐かしさを感じさせるスニーカーです 。
日本製の質の良い平ゴムを採用して、「引っ張る。伸びる。縮む。締まる。」をデザインし「履くときの心地の良さ」を追求したスニーカーです。
ハイカットスニーカーと言っても、シューレースはなく、甲部分は太い平ゴムが覆われています。そのゴムが伸び縮みすることで、脱ぎ履き出来、履いた足をしっかりとホールドしてくれます。
しっかりと接着された本体と底は、素材が異なるのに自然な組み合わせ。アッパー部分には、1960年から豊田織機で製造されている児島帆布を採用しており、使い込むほどに風合いを増していきます。
縫製、ゴム巻き、インソールへのシルクスクリーン印刷など、一足一足が熟練の職人の手により作られており、その細やかな手仕事が履くたびに伝わってきます。足を入れると甲やかかとをすっぽりと覆ってくれ、底面は安定した作り。これだけ見た目がシンプルなのに、実はたっぷりとこだわりが詰まっている感覚を実感出来ます。
長い時間をかけて作られたスニーカーのゴムは、伸びてもきちんと戻り、弾んだりしなやかに曲がるという本来の性質を持つようになります。そのため、足へのフィット感が非常に良く、蹴りだしもスムーズに行えるほか、底が剥がれにくいという特性が生まれます。また、スニーカー本体とゴム底の境目には、補強のためにラバーテープが巻かれ、横方向の動きにも耐久性を持たせているので、一足あればずっと長く履きこむことの出来るスニーカーとして活躍してくれます。