ウルムスツールはミニマルアートのような端正なルックスからは想像できないほど機能的な多目的スツールです。
座面を上にすればスツールとして、座面を横にすればサイドテーブルとして、また、下には本なども収納できます。デザインにアクセントを加えている丸い横木をハンドルとして使用すれば持ち運びも簡単です。その際は座面をトレイとして物を運ぶ事も可能です。1脚でも雰囲気がありますが、2脚、3脚と組み合わせてのご利用もおすすめ。
デザイナーはバウハウスの理念を継承する革新的な教育機関「ウルム造形大学」の初代学長を務めたマックス・ビルと当時ビルのアシスタントを勤めていたハンス・ギュジョロ。仕事机や講義、カフェテラスなどに使えるスツール、サイドテーブル、持ち歩く機能や書籍をのせるトレイなど、多目的な要素をデザインに集約し「ウルム スツール」は生まれました。
無駄な機能やデザインを削ぎ落とした、まさにバウハウスの概念をそのまま受け継いだ象徴的スツールです。
近年までvitra社で生産されていた「Ulmer Hocker(ウルマーホッカー)」が廃番となり、スイスのヴォーンベダルフ社(Wohnbedarf)より「Ulm Stool(ウルム>スツール)」として復刻生産がスタートしました。vitra社製とサイズ、素材ともに変更はありません。